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実際、トラブルって、どう解決してるの?! ~契約書の重要性②~【平成29年6月8日発行】

2017年06月08日(木)

実際、トラブルって、どう解決してるの?! ~契約書の重要性②~

 皆さん、不動産取引に携わっていると、多かれ少なかれ、トラブルって生じてしまいますよね。ちょっとした説明の不足、忙しくて粗雑な対応をしてしまった、クレーマーみたいなお客さんだっているかもしれません。

 そんなとき、どうやって解決しているでしょうか。まずは、話し合いですよね。それは、弁護士だって同じですし、裁判になっても同じなんです。

 裁判のざっくりとした流れをご説明すると、①書面、証拠での戦い→②話合い(和解の検討)→③尋問(当事者の証言)での戦い→④話合い(和解の検討)→⑤判決、といった流れです。そして、特に赤字にした①書面、証拠での戦い→②話合い(和解の検討)で、決着がつくことが非常に多いです。これは、双方の弁護士が主張を尽くし、証拠をみた段階で、裁判官が、このトラブルは「8:2」でこちらが勝つとか、「3:7」で相手が有利ですよといった、見通しを教えてくれるからなんです。つまり、テレビドラマなんかのイメージと違って、現実の裁判は、ドラマチックでも何でもなく、当初から明確に存在する書面上の証拠によって大きく勝ち負けが決まってしまうものなんです。そして、前回ご説明したように、不動産取引の勝ち負けを大きく左右する大事な証拠は、「契約書」です。だから、トラブルを防ぐため、トラブルになったときに勝つためには、何と言っても、契約書をしっかりと、作成することが本当に大事なのです。

 「あれ、勝ってるほうは、もっと勝てたり、負けてるほうは、挽回できるかもしれないのに、なんで和解しちゃうの?」と疑問に思われた方もいるかもしれませんが、それは、裁判は非常に時間がかかる手続だからです。①や②の段階まででも、少なくとも、半年程度かかるのが一般的です。⑤の判決までは、少なくとも1年コースです。そして、負けてる側が、「死なばもろとも!!」と、徹底的に戦うと、控訴といって裁判の二回戦に突入します。こうなると、数年コースです。。。

 2回にわたって、契約書の重要性を、お話しさせていただきました。次回からは、典型的な契約書の注意したほうが良い記載について、お話しさせていただきたいと思います。

とにかく明るい弁護士の近況

 最近、ひょんな出会いから、「不動産・相続お悩み相談室」というラジオ番組に出演することになりました!そのラジオのコメンテーターの方は、不動産会社経営者であり、結婚相談所を運営し、更に、ラジオコメンテーターと、なかなか面白い方です!
(文責:弁護士 山村)

 

 

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