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賃貸マンション、アパートの素朴な疑問!備え付けの家具が壊れたら弁償する必要があると言われた!

2018年08月22日(水)

昨今、家具付きの賃貸アパートやマンションが増えています。入居者にとっては初期費用節約、入居時と引っ越し時の家具家電の購入負担が減りメリットが大きいようです。

とても便利な家具付き物件なのですが、近年これらを巡ってのトラブルも増加しています。

家具家電付き物件は注意が必要?

備え付きの家具・家電はベッド、デスク、ソファー、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など生活に必要な家具の殆どがレンタル可能です。

これだけ種類も増えれば、生活必需品の殆どを備え付けの家具・家電で済ませてしまおうという人も少なくありません。

しかし、こういった備え付けの物品を破損してしまった場合、弁償する必要はあるのでしょうか。便利なのはいいけれども、破損によって修理費などを請求されるのではと不安を抱く人も増えているようです。

家具付き物件に入居、寿命で家電が壊れた場合弁償する必要がある?

通常の使用の範囲内で家具や家電が壊れたのであればそれは、物の寿命です。そして、修理費用や交換対応については、契約書に記載されている内容に沿って行われることになります。

例えば家具・家電が物件の設備という位置づけであれば、修理費用や交換対応については貸主側の方に責任が生じることになると考えられます。

わざと壊したり、明らかに賃借人に過失がある場合は?

備え付けの家具・家電を故意に壊す、重過失によって壊すなどした場合は、貸主側が弁償を求めてくる可能性があると言えるでしょう。

トラブルを事前に防ぐには契約書をチェック

家具・家電付きの物件で物品を破損した場合の取り扱いは契約書に明記されていますから、これに従って対応されます。

例えば大手のマンスリーアパート会社では備え付け家具・家電に故障や不具合はカスタマーセンターに連絡することで、無料で修理・交換の手配を受けることができます。

通常はこのような破損、初期の不具合などはある程度想定して契約書に明記されているケースが多いため困った時は、まず契約書の内容を確認してみると良いでしょう。

また、このような物件を賃貸する際に、契約書に備え付け家具・家電の取り扱いが書かれていない場合も想定されます。

そのようなケースでは必ず相手に家具・家電の取り扱いや壊れた場合の費用負担について確認を取っておきましょう。

便利の裏には思いもよらないトラブルが潜んでいることもあります。事前にトラブルを予防する意識で契約内容は十分に確認しておきましょう。

弁護士のコメント

現実的な対応としては、利用開始時に破損している物品などがあれば、めんどくさがらずに管理会社に連絡して、自分の責任で壊れたものではないと、しっかりと説明しておくことが大切です。もともと壊れていたのに、まあいいかと利用を始めて、退去するときに責任を求められると、「結局、だれの責任で壊れたのか」とても曖昧になってしまいます。
家具付きの賃貸物件では、頻発するトラブルですから、気を付けるようにしましょう。

【執筆 松本和博 (宅地建物取引士試験合格)】
【監修 弁護士 山村暢彦】

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